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2006年10月28日 (土)

重陽の節句と果汁グミ

9月9日の数字の9が重なる日を重陽の節句と言いますね。9は陰陽で言うと陽の象徴ですのでこれが重なるのがめでたいとされました。今年はとっくに9月9日の「重陽の節句」は過ぎていますが、明後日の10月30日は、旧暦の九月九日で昔の「重陽の節句」です。

この重陽の節句は、多くの節句がそうであるように中国から伝わった物です。大昔に費長房という仙人が教えたある仙術が元に成っているそうです。(参考文献は「陰陽五行と日本の民族」吉野裕子著)

その仙術とは「九月九日に茱萸(ぐみ)の袋を携えて山に登り、菊酒を飲めば家宅の災いを逃れられる」と言う物でした。中国の汝南の人、恒景はこれに従い災難を逃れたとのことです。

大昔の仙人が言ったことですから、現在の9月9日(ヨーロッパ産の暦)にやっても何となく駄目そうな気がしますね。費長房は不老不死の仙人ですから今でも生きているはずですから、雲にでも乗って一言、言いに来てくれても良いのではないかと思いますが。
この話には菊酒が出てきますが、菊のシーズンとしても旧暦の九月、つまり今頃が自然に菊の咲く時期で、その意味でも旧暦に理がありそうです。

もっとも「重陽の節句」は新暦にせよ旧暦にせよもはや廃(すた)れてしまった感が強いですけどね。
それでも、江戸時代でも三百諸侯の全てが登城して祝ったという、大変に大事な行事だったとのことです。この九日の9、「御九日」がなまって「おくんち」となり、後にお祭りの総称となったぐらいですから、今の「重陽の節句」の立場ってあまりに弱すぎるようにも思います。

で、この仙術に出てくる「茱萸」とはグミと読みます。
これは赤くて丸い小さなお菓子で、日本では1988年に明治製菓が果汁グミを発売したのが最初で...というのは嘘で、茱萸(ぐみ)の木(グミ科)の木に成る赤くて丸い小さいサクランボみたいな実のことらしいです。(明治製菓のグミはガムと同じ語源「gummi」だそう)
茱萸(ぐみ)の木にはナツグミとかアキグミとかあるそうですが、季節から言えばアキグミでしょうか。ちなみに食べられますが美味しくはないと図鑑に書いてあります。

この木の実が陰陽で言うと陽(九)の象徴であって、冬が迫り、陰の気に満たされつつある晩秋には、陽気の最後の名残となります。
そして、これを祝うことで巡り来る次の季節の陽気の再生を祈ると、「重陽の節句」とはこのようなことではないかと思われます。

9月は易の卦で言うと「山地剥」の季節です。陽の気が剥ぎ取られると言う意味ですね。

また、陽を君子とすると、陰は庶民になります。昔の上流階級が「重陽の節句」を重視したのは、自分たちの持つ権力が危険にさらされる時期だと言う意味もあったのだろうと思います。
庶民の勢いがまして君子が危うい時期だという見方が出来ますから。

ところで現在の君子、我が総理大臣はどうでしょうか?

そういえば小泉チルドレンとか、歴史にうるさい連中とか、何か直訴してくる社長さんとか、衆庶な輩に悩まされているようです。

首相、明後日は菊酒をひとついかがでしょうか。(ワインがお好きでしたっけ?)

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